ハイヤーとタクシーの違いを知って賢く使う

ハイヤーとタクシーの違いを知って賢く使う

ハイヤーとタクシーの違いを知って賢く使う ハイヤーとタクシーの違いを正しく答えられる人は、意外に少ないものです。ハイヤーとタクシーを区別していない地域もありますが、一般的にこの2つは、利用する目的もサービス内容も大きく異なります。

まずタクシーは、街中を流していたり、駅や病院などで客待ちをしていたりして、空車であれば誰でも自由に利用することができます。車種は、セダン型もしくはミニバン型の乗用車が中心で、色は黒や黄色、白などいろいろなものがあります。初乗りの料金が窓ガラスに貼られ、距離に応じて料金が加算される仕組みで、目的地までの運賃は車内のメーターで確認することができます。運転手もいろいろなタイプの人がいて、気軽に世間話に応じてくれる気さくな人もいれば、目的地まで淡々と車を走らせる寡黙な人もいます。観光地巡りをする場合は、名所や旧跡、おいしいお店などを教えてくれることもあります。利用する側も会話の上手下手はあまり気にしません。ある調査によると、利用者の約7割が運転手との会話を望まないという結果が出ています。目的地まで、安全に運んでもうのが第一ということでしょう。

一方ハイヤーはというと、街中を流していることや、駅やショッピングモールなどで客待ちをしていることはありません。予約制となっているので、利用するためには事前に申し込みをしておくことが求められます。車種は、一般にタクシーよりもグレードの高いセダンやミニバン、ワンボックスなどが中心で、色は黒や紺といった濃いものが中心です。窓ガラスに初乗り料金の表示はなく、車体にステッカーが貼られないことから、装飾はシンプルです。メーターはありますが、乗客から見えないところに設置されています。ただしこれは営業許可を取るためで、実際の移動の際はメーターで運賃を決めることはありません。運転手は接客サービスのトレーニングを受けていて、気楽に会話に応じ、乗る人の気持ちを汲んで心配りをしたり、様々なサービスを用意したりしてくれます。ハイヤーは内装にも凝っていて、座席に本革を使ったり、テレビを設置していたりします。運転手は、車内温度や運転速度を顧客の好みに合わせ、興味のありそうな話題を仕入れるなど、乗客に心地よく過ごしてもらえる工夫をしています。タクシーとハイヤーの違いは、単なる移動手段かプラスアルファのサービスを受けられるかにあるといえます。

ハイヤーのプラスアルファのサービスは会社によって異なります。例えば、結婚記念日や誕生日などで思い出の場所を巡ってもらう、特別なプレゼントを用意してもらうといったことが挙げられます。会社によっては、このお店で買い物がしたい、人気のレストランで看板メニューを食べたいという要望も叶えてくれます。少し離れた観光地にも連れて行ってくれますし、途中休憩を挟みつつ、ご当地の名物や名産品を買って楽しむといったプランを立ててもらうことも可能です。英語や他の言語で案内をして欲しいと頼めば、その言葉に堪能な運転手を手配してくれます。ハイヤーはプライベートな移動手段であると同時に、運転手さんはイベントコーディネーターでもあり、おもてなしのソムリエといった役を果たしてくれます。

ハイヤーの価格はタクシーに比べると高いことが多いです。タクシーは乗った場所から降りた場所までの料金ですが、ハイヤーは予約したお客さんに貸し出されたという形になるため、営業所の車庫を出た瞬間から車庫に戻るまでが料金の対象になります。ハイヤーは割高ではあるものの、移動の待ち時間やタクシーを探す時間が節約できるうえ、希望を聞いてくれる柔軟性、かゆいところにも手が届くようなサービスがあり、喜びや満足感を得られます。ハイヤーの手配をしてくれる会社はいくつもありますから、各社のサービスを比べて、自分たちの希望や予算に合ったところを探すと良いでしょう。

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